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続・頂のリヴィーツァの衣装デザインを担当したお話

2024年7月10日、人生でまた特別な日が増えました。

この度、山座一心先生の著作「頂のリヴィーツァ」の第2巻の表紙で、シャルロータさんが着用しているお洋服のデザインを担当させていただきました。

今回はそんな喜びを胸に、今回はデザインのこだわりとか、自分が常に考えていることをお話ししたいと思います。

2巻の表紙になっているお洋服は、シャツワンピースです。お洋服をリースする(衣装として、イベントやショー、撮影のために貸し出すこと)のと同じように、コーディネートでご提案させていただいたものを山座先生が採用してくださったので、裏表紙ではケープをお召しになっています。

そうそう、これらの服に使われている和柄は、モリグチカというブランドのテキスタイルの世界観を、リヴィーツァのためにデザインし直したものになっています。

二巻の柄にはお魚が描かれています。

前回の記事にも記しましたが、こういった象徴的なモチーフの選出や、どんな服を着るのか?といった、いわゆる「解釈」というものに、原作者以外の他人の手が加わることが非常に嫌いです。

なので、先生からしたらめんどうせえだろうな〜〜〜〜という量の質問を送ってしまい、毎回反省しています。

そして自分は「お洋服をオーダーしに来たお客様」と「服屋さん」としてこの作品に関わることに決めました。それによって、「お洋服は誰かが着た時に初めて完成する」という信念が貫かれ、先生が描いた絵こそが全ての答えというところに至ることができたのです。

こじらせてしまうとこのような弊害が生まれますが、この作品に関わるものを絶対に良くしよう、という気概は本物です。

どうかこれからもシャルたちの人生が、様々な人たちに見守られますように。

頂のリヴィーツァの衣装デザインを担当したお話

2024年4月10日は、自分にとって特別な日になりました。

「頂のリヴィーツァ」という作品の単行本発売に伴い、表紙の衣装デザインを担当させていただきました。

本件を、自分(モリグチカというブランドのデザイナーをしている)と「頂のリヴィーツァ」との出会いと一緒に記しておこうと思います。

頂のリヴィーツァはコミックDAYSにて連載している漫画作品。ファンタジーな世界観の中で描かれる少女たちの物語だが、可憐な絵柄でありながらダークテイスト、多方面に遠慮の無い描写が唯一無二。

自分はこの漫画の前身の作品である、「リヴィーツァ家の家庭教師」という漫画がめちゃくちゃ好きなのである。あまりに好きで、定期的に読み返し、デザインにも影響を受けるほどです。

この世にはまだ自分の知らない漫画がある、たくさんある、すごい、ということに気づいた当時の自分は、とにかく漫画が読める媒体で色々な漫画を読むようにしていました。特に好きだったのは、売れるだとか有名だとか、そういうことに囚われず、自由に好きなものを描いているインディーズ要素の強い作品たちでした。

そこでいろんな漫画を読み渡るうちに、サムネイルで惹かれたのがリヴィーツァ家の家庭教師です。

あのちっっっっっっっっっさいサムネで人の心を惹くのもなかなかの神業だと思いますが、たった一話で「なんだこれすげえおもしろい」と思わせるのも、本当にすごいことだと思います。

ファンタジーの世界の中に息づく理不尽やみっともなさを、あれだけ不快感無く描けるのは何故なんだろう。決して綺麗なものだけを描いているわけじゃないのに、読み進めることを躊躇わせない表現力が、作者である山座先生の魅力だと考えています。

そうして、そこからリヴィーツァの世界は商業版に移行、新たな物語が紡がれていくことになります。

今回はご縁があり、その軌跡の表紙を彩るお手伝いをさせていただくことができました。

自分が「原作厨で作者・公式の意図が絶対」派のめんどくさいオタクなものですから、デザインについては解釈違いにならないよう、先生の考え方、着用するシキブの話などをしっかりと伺いました。

読者の皆様が作品と触れ合う時間、それを届ける術の中で、ほんの少しだけお手伝いさせて頂いております。どうかこれからもたくさんの人に、シキブたちの人生が見守られますように。

おでかけイベント【屋形船】のお話

真夏の終わりに、モリグチカの初めてのおでかけイベントに行きました。

これは「モリグチカのお洋服を着て、おでかけをしようという」という趣旨のイベントなのですが、実は弊ブランドではそういった試みが初めてなのでした。

なので「誰も行ってくれないかな〜!そしたら笑おう!」って思ってたのですが、

皆様が来てくれたのでとても嬉しかったです。ほんとうに。マジでよかった。

屋形船って乗ったことありますか? 

わたしは初めて乗りました。今回は「なかなか機会が無いと訪れない場所」にしたいなと考えまして、日本の文化を色濃く感じる屋形船を選びました。

お越しいただいたお客様がみんなうちのお洋服を着てくださって、壮観。すごい。

初めての船と初めての光景。

有り難くて、げんきいっぱいになりました。

乾杯の挨拶をしましたが、休日は飯屋の店員とも話さずに済みたい陰キャなので、

「くっっっっっっっっ」ってちょっと思ってました。

照れてしまう。

各テーブルにお邪魔して、お客様とお話させていただきました。

みんなごはん食べてるのに! お話ししてくれてありがとうございました。優しい。

とてもおいしいごはんでした。

お刺身とか! 天ぷらとか! あとイチジクみたいなナスを食べました。

「絶対イチジクだよ」って思ったんですが、ナスでした(お店の人に確認しました)。

え、皆様あれ食べましたか?????

イチジクでしたよね??????

全部おいしかったです。

船の上に乗って写真も撮りました。めちゃくちゃ揺れるし、高いところが苦手なので、

ずっと変な顔をしていますが、お客様はみんな笑顔でよかったです。

幽霊より高いところが怖いです。

空はとても晴れていて、誰かが頑張ってくれたんだろうな。

晴れ女? 晴れ男???

晴れ推しかもしれない。晴れさせてくれた誰かの推しさん、ありがとうございます。

これはね、以前コラボしたプーリップ「影桜」が、発売した時に着ていたお洋服を、

着てきてくれた子です。推しとお揃いのブランドでお出かけ。

とても良きです。これまでの歩みを感じて嬉しかったです。

そして船の上でやりたいことトップ3に入る、ビンゴもしました。やったね。

わたしはビンゴを回すのが苦手だということがわかりました。

次回はビンゴを回すのが得意な人を募りたいと思います。

いろんなデザイン、いろんなテキスタイルを拝見しました。

記念に仕立てたドレスデザインのお洋服を着てきてくださった方もいて、当時の思い出が甦るなどし、

今日まで色々なことがあったなあと感慨深くなりました。

お越しくださった方には、普段はあんまりしない方向性のデザインのお話をしたり、そういうお手紙を送ったりして、新しい角度から見るブランドをお伝えしました。DM見てみてね。

今回は参加できなかった方も、いつか機会があれば、ぜひご参加いただけると嬉しいです。